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イタリアの常識:日々の暮らし編
•ハンカチは鼻をかむためのものだった。
日本では手洗いの後に使うものとして認識されていますが、イタリアでは10年位前まではハンカチで鼻をかんでいる人を多く見かけました。一日中同じハンカチで何度も鼻をかむのです。その名残か、今でも使ったティッシュを捨てずにポケットにしまい、また使うという人もいます。インフルエンザが流行した時、政府がCMで「一度使ったティッシュは捨てましょう」と言っていたくらいなので、再使用はそれほど一般的なことなのでしょう。ティッシュペーパーが普及した今では、この習慣は使い捨ての方向に変わりつつありますが、衛生上、その方がよいですね。そんな風なので、もしどこかでイタリア人が、日本人が洗った手をハンカチで拭いているのをビックリ顔で見ていたら、こんな背景があると思ってください。イタリアの常識で生きてきたその人にとってはまさに「汚い鼻水で洗った手を拭いている、元の木阿弥」と同じなのですから。

•鼻水は決してすすらない。
日本では人前で鼻をかむのが恥ずかしいと、鼻水をすすっている人を良く見かけますが、イタリアでは鼻水は外に出すべき汚いものなので、それをすすり、ましてや勢い余って飲み込んでしまうのは非常に良くないことです。イタリアでは人前であっても、遠慮せず、元気良く鼻をかみましょう!その方が健康的でもあります。

•ポケットティッシュの形が違う。
こんなの世界共通かと思っていたら、実は違って、こちらのタイプはもっと縦長で厚みがあります。というわけで、日本のティッシュカバーは役に立たないのです。ティッシュ一枚の質もとっても堅くて、すぐには破れず、やはり再使用向きなのかもしれません(でも、一度使ったらやっぱり捨てましょう!)。ヨーロッパのいろんな国を見ても、やっぱりイタリアと同じ。中国や韓国などの日本以外のアジアの国やアメリカはどうなんだろう?

•家のゴミ箱はたった一つ。
日本では各部屋に小さなゴミ箱が置いてあることが多いけれど、イタリアでは通常、美的、衛生的理由から台所以外には置いてありません。もちろん、台所でも見える場所には置かず、洗面台の下の戸棚に隠れて入っていたりします。居間、書斎、寝室、トイレや洗面所(普通はひとつの部屋になっている)で出るゴミなどはいちいち台所まで持っていくのです。

•食べた後のチョコレートやお菓子の包み紙などを「ゴミ」とは呼ばない。
日本ではいわゆる「紙ゴミ」の一種で、これらの物は使用済みであればひと括りで「ゴミ」です。イタリアでは、この「ゴミ=mondizia(モンディーツィア)」という言葉の中に「とっても汚くて、触りたくないもの」という感覚があるようで、チョコレートやお菓子の捨てる包み紙などは「紙=carta(カルタ)」と呼ばれます。例えば、友だちがチョコレートを食べて、その包み紙を手に持っていたら、「そのゴミ、一緒に捨てるからちょうだい。」とは言わず、「その紙、一緒に捨てるからちょうだい。」と言うのです。包み紙を「ゴミ」と呼べば、その中に入っていたチョコレートを食べた人は「とっても汚くて、触りたくないもの」を食べたかのような不快感を覚えます。「ゴミ=mondizia」は通常、すでにまとめた生ゴミなどを指し、これから回収場所に捨てに行こうという時にそう呼んだりします。

•便器の横に必ずあるヴィデ。
ヴィデはいわゆるシャワートイレのアナログ古典版です。イタリア旅行をした人はすぐにピーンと来たと思いますが、便器の便座と蓋がなく、蛇口が付いている不思議な「アレ」がヴィデです。基本的にはシャワートイレと同じ役目なので、トイレを使った後にお尻などをきれいにするために使います。時には足を洗ったりすることもあります。フランスから来た習慣ですが、今ではヨーロッパでもイタリア以外の国では見られません。初めてイタリアに暮らすことになった時、アパートの管理人のおばさんに「これは何?どうやって使うの?」と訊いたら、なんとヴィデに座って丁寧に説明してくれました。昔、ヴィデを知らなかった日本人のツアー客が、買ってきたスイカを丸ごと冷やして、ガイドさん(日本人)に「ご一緒にいかがですか?」と勧めたという話を聞いたこともありますが、いくらきれいに掃除してあったとしても、ホテルのヴィデに食べ物を入れるというのはちょっと気が引けますね。

•タオル3枚の使用法。
日本ではバスタオル、手拭タオル、フェイスタオルと分類されますが、イタリアではバスタオル、手拭タオル、ヴィデ用タオルとなっています。つまり、一番小さなタオルは顔拭きようではなく、体の下拭きようですのでご注意ください。もちろん、洗ってあるので清潔ですが、まあ気分的なものですね。ちなみに、イタリアの手拭タオルは日本のバスタオルの大きさに近く、日本の細長い手拭タオルは昔の手ぬぐいのサイズから派生したので独特な形なのです。

•イタリア人の朝食は簡素。
日本のお母さんは例え仕事を持っていても、朝早くから家族のために朝食の準備をするけれど、イタリアのお母さんはせいぜいコーヒーと買ってきたクロワッサンを準備するだけ。かなり楽です。カップッチーノなどの飲み物一杯とクロワッサン一つとか、もっと少ないとコーヒー1杯で朝食を済ませる人もいます。私は留学して間もない頃、朝食にクロワッサンを二つ食べたと言ったら、みんなに「朝からそんなに食べたの?」と驚かれました。日本じゃ、ある朝はご飯にお味噌汁に焼き魚に卵焼き、次の日はサンドウィッチにコーヒーにサラダにフルーツだったりするんだから、日本のお母さんは働き者です。

•パンはテーブルクロスの上に直に置く。
日本のレストランではパンもお皿に乗ってくるのが普通ですが、イタリアの大衆レストランではパンはテーブルの上にそのまま置きます。予めお皿があれば、そこに置きますが、それは高級レストランくらい。テーブルクロスにパン粉が散らかっても平気です。気をつける必要はありません。大いに汚してください。

•食事の時の飲み物のグラスやコップはお皿の向こう側正面に置く。
日本では右か左奥の空いたところに適当に置くことが多いけど、イタリアでは自分から見て、常にお皿の向こう正面に置きます。

•食事中、パンをお皿に残っているソースにつけて食べない。
作法の一つです。おいしいソースが残ってしまっても、ぐっと我慢。朝食のクッキーやクロワッサンはカップッチーノに浸して食べたりするのに何でいけないんだろう?

•銀行や郵便局の口座では莫大な年間手数料を取られる。
もちろん取引銀行にもよるけれど、たいていは口座を持っているだけで、年間30ユーロ(約4000円)くらいは手数料として引かれる。日本は引き出し手数料24時間無料!なんて時代で、休んでる口座でも利息は少なくとも数円は付いてくるというのに。こんなに取ってるイタリアの銀行は儲かってしょうがないと思うんだけど。。。使ってない口座を開きっぱなしにして残高1万円しかないと言う人は二、三年くらいでゼロになるので、即、解約した方が良いですね。
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No title
いろいろと違いますね。
でも、今の日本ではほとんどの家がシャワートイレになっています。
たぶんもうヴィデでスイカを冷やす日本人はいないでしょうね。
東京に住む友人が家を新築したとき“TOTOの社長が今度これを売り出すからと勧めてくれたトイレにしてみた。なかなかいいよ”と自慢していたのがほんの数年前だったように思うのですが・・・・・あっという間に日本中に広まって・・・・、隔世の感があります。
Re: No title
コメントありがとうございます。
日本でシャワートイレが普及していても、こちらのヴィデの形を見たら、あまりの形の違いに、まさかこれがそうとは気付かない人もいると思います。
私の家にもイタリアへ来る前からシャワートイレがありましたが、実際にヴィデを見た時、「これ、なんだろう?」と思って管理人さんに尋ねたのですが、見回したら洗濯機がなかったので、一瞬、洗濯場かと思いました。
プロフィール

ソプラノ歌手 ゆう子

Author:ソプラノ歌手 ゆう子
音楽活動やイタリアでの暮らし、各地への旅の思い出を綴ります。が、更新は時々ですので、みなさんも時々訪れてみてください。

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