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驚愕!イタリア郵便事情
イタリアに住む日本人なら必ず一度はこんな驚きの目に会わされる「イタリアの郵便事情」。

「非常に遅い」かつ「不透明」であります。

ほんの一例を示しますと、

「2009年12月18日に日本の郵便局で受付された母からの小型包装物(今回はA4サイズの茶封筒に入っていました)が、2010年3月1日にようやく私の手元に届きました。」

という風です。

なんと配達までに二ヵ月半という長ーい時間がかかっております。
届いたなら、まだマシ。なくなることもしばしば。。。

日本郵政は日本から宛名国までの所要日数を5日としており、遅くとも年内にはイタリア国内に降り立っているはずのこの荷物。イタリアの税関の消印は1月5日。つまり、イタリアに着いてからが非常に遅いということ。

そして税関への到着が1月5日として、税関が内容物の検査を終えて、次の配送手続きをしたのが2月12日。
私の家にやってくる配達員がこの荷物を預かったのが2月26日。
ここまではいろいろと調べたので、確実。

そして、配達員から私への時間の経緯は
2月26日は金曜日で仮に午後事務所に届いたとして、土曜日は個人的に有休を取ったとして、日曜はみんなの休日だからってことで、3月1日の朝、うちに持ってきたというのが私の想像の域であります。


中身は?と言いますと、
ステーファノの大好物「ようかん」1本、ステーファノの好物「甘納豆」小袋一つ、「のり」と「ふりかけ」各1、「せんべい」2枚、母の手作り「消しゴムほどの大きさの蛙の置物」一つ。

金額にすればたったの1000円ではありますが、遠くに住む娘夫婦を思った気の利いた贈り物であります。

やはり、ようかんと甘納豆の賞味期限はとっくに切れていましたが、なんともなさそうだったので食べてしまいました。ステーファノは子どものように「僕のようかん!」と言って、家族のみんなに分けるのを惜しがってましたが、
私が「せっかく日本から送ってくれたんだから、みんなにも少しあげて!きっとみんなも好きだよ。」
と説得すると、泣く泣くうなずいてました。(日本の栗ようかん、おばあちゃん含めて大ヒットでした)


話が反れましたが、イタリア郵便のびっくりは実はこんなものじゃありません。

なんと受取人が「小包と引き換えに関税と手数料を払わされる」というところにあります。
禁制品など入っていなくとも、内容品の価値が150ユーロ以下(万国郵便条約に基づく免税規定)でも、です。

今回は11ユーロ(現在、約1400円)払いました。
実際、1400円くらいのことなら、「なーんだ。そんなもの?」とお思いでしょうが、
これが重なると、払う方も躍起になります。
ましてや、基準になっている法律を示してもらえないわけですから、これも引っ掛かります。
人によっては100ユーロ(1万3千円)なんてこともあります。
娘さんが東京に住むイタリア人女性は65ユーロも払わされたと、新聞に投書しました。

私の場合、今回、1000円のプレゼントを受け取るのに1400円の関税って、税率140%???。
どこまでも納得がいきません。
でも、払わないとせっかく送ってもらったプレゼントを受け取れません。
非常に難しい選択です。というわけで、普通は配達員にぶつぶつ言いながら払います。
もちろん、イタリア人が国際小包を受け取るときも同じことが起こります。


この関税のかけ方、国際間で交わされる万国郵便条約とは全く関係なく、どうやらイタリア税関独自で行われている様子。
それならそれで、イタリア税関が「イタリアはこういう国だ。この法律のココに書いてあるから払いなさい。」と言えば、規則に従順な日本人は「あー、そうでしたか。」と言って、きちんと納得して払います。

ところが、そういった説明が何もないのです。
私は、とっても協力的な義父母と共に、今もなお、イタリア郵便とイタリア税関に対して「調査報告」を再三求めているのですが、返事を待って、すでに一年以上が経ちました。何につけてもおっそーい!
きっと、税関側に有利な、正当な理由が見つからないのでしょうね。

義父によると、
「ひょっとすると、私たちはとんでもなく大きな風車に向かって頭をぶつけてるのかも知れないね。(ドン キホーテの一節から「やっても無駄なこと」の例え)」
と。

つまり、実はこれまでみんなに払わせた関税が法律上全て誤りで、税関の大スキャンダルが発覚なんてことにもなりかねないから、認めたくない=認めない=返事をしないというわけです。黙秘権か?

関税とともに払わされるのが、税関の手数料と郵便の手数料。
手数料って、、、こんなに遅いサービスで手数料を取るなんて、まさに図々しいボッタクリです!

ま、こんな納得のいかないこと、イタリアにはよくありますが(ココ、ポイント!)。
イタリア人はこういう「社会がうまくいかないのがイタリア」だと分かっているので、「またか」というあきらめに似た気持ちで受け止めるのですが、日本で育った日本人にとっては驚きの連続なのです。
でも、イタリアってG8じゃないの?


それでも、私たちはこの理不尽な状況をいつか変えられることを願いながら、電話やFAX、手紙を送り、時には仕事を休み、車を走らせたらい回しにされる事務所を訪れ、調査を続けているのであります。    


私がイタリア人的大らかさに変身するか、はたまた税関のスキャンダルが明らかになるか・・・・・・・つづく


追記:イタリアで今回と同じような境遇にあった方のブログを読まれると、なかなか面白いですよ。
   検索エンジンなどに「イタリア 郵便 関税」などのキーワードでたくさん見つかります。
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Re: 郵便局留めその後
お返事がおそくなり、ごめんなさい。
社会の仕組みがとってもスムーズにできている日本で育った私たちから見ると、イタリアではこうだったらいいのにと思うことがたくさん目に付きます。それでも、気の利く人や心の優しい人もたくさんいるので、そういう人たちに出会えたら、イタリアでの暮らしも困難が軽減されます。私もイタリア人の家族、親戚、素敵な友だちに囲まれてとても幸せです。もちろん日本のように何の不自由もない暮らしというわけには行きませんが、それを超えられるほどの価値は得ていると思います。お嬢さんがイタリアに住んでいらっしゃるとのことなので、こういうイタリア人に囲まれて暮らしていらっしゃることを願っています。

さて、郵便についてですが、2010年の11月の記事にイタリア郵便から返金のための小切手が届いたということを書きましたので、よろしかったら、ご一読ください。ホンダさんにもいつかお返事が来るといいですね。
郵便その後2
 7月25日にわざわざコメントをいただいていたのですね。ありがとうございます。そのころから日本では猛烈な暑さ。パソコンも触らないままで、きょうやっとゆう子さんのコメントを読みました。
 もちろんイタリア人個人には人情味のある、いい人が多いことはぼくも1度行ったきりのイタリア旅行を通じて知っています。バールのMさん(女性)、元鉄道員のFさん(男性)…。アンコーナから一人フェリーに乗り、クロアチアのザダールまで行ったおりには、夕暮れの港を散歩する3人連れや出国管理の係員らが「ああ、ジャポネーゼ」と言いながら好意の微笑みを見せてくれました。日本人に対し好感を持ってくれているようです。
 その一方で権威主義的な風潮、非効率が特に役所関係にあるのじゃないでしょうか。その最たるものがおそらく郵便なのでしょう。
 例のPoste Italianeに対する問い合わせ、翌日、早速返事のメールが来たということは前のコメントで確か書きましたね。No Replyのメールで中身は「しかるべきところから返事する」(イタリア語)でした。それから25日間、しかるべきところからの返事はまだありません。
 郵便局留めにするには郵便物を保管するための保管料が要ると聞いている。それは確かか。要るとすれば、何日でいくらか?という簡単な英文の問い合わせに答える気がないのか、英語が読めず、書けないのか。
 アンコーナの街角の英語塾に〝English is a door to the world〟と書いた大きな看板が掛かり、英語を解する人もそこそこいたので、ここはまあ、英文での問い合わせに返事なんか書けるか!とするイタリア役所の権威主義と受け止めておきましょう。
プロフィール

ソプラノ歌手 ゆう子

Author:ソプラノ歌手 ゆう子
音楽活動やイタリアでの暮らし、各地への旅の思い出を綴ります。が、更新は時々ですので、みなさんも時々訪れてみてください。

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