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2018/11
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珍しいものがいっぱい!夏の九州旅行(長崎編)
2日目のコース:「孔子廟・中国歴代博物館」、「大浦天主堂」、「グラバー園」

 不覚にも電車時間を調べずに駅へ向かったので、1時間に1本しかない長崎行きの特急「かもめ」が出たばかりという不運な状況。駅員さんに他のルートで長崎へ行く方法を尋ねたものの、結果的に同じ時間に到着しますよと言われ、仕方なく30分くらいホームの待合室で次発を待つことに。そんな風なので、長崎に到着したのは正午。福岡からは意外と距離があるのです。約二時間かかりました。
電車は清潔、快適。イタリアの電車に比べたら、日本の電車はみんなファーストクラスです。到着間際には思わず弟夫婦が貸してくれたビデオカメラで「世界の車窓から」風に電車の中と自分たちを撮影しました。ビデオ撮影は生まれて初めてだったので、バッテリーのことなど気にもせず・・・。
 ホテルに荷物を置いて、さっそく出掛けます。長崎名物の市電に乗り「孔子廟」へ。儒教の始祖「孔子」(←学校で勉強しました)の遺品を祀ったのが長崎の「孔子廟」の始まりで、日本で言うお寺や神社のような神聖な場所です。長崎の「孔子廟」のすごいのは、中国本土以外で華僑の人たち自身によって建てられた世界唯一の廟だからだそうです。
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鮮やかなオレンジ色の屋根に見事な龍の細工が施され、圧巻の入り口です。
 真っ白な広場の向こうには本堂のような建築物があり、孔子の像が祀られ、その周囲には孔子や儒教にまつわるものが展示されていました。さらに進むと、中国歴史博物館に入ります。北京の故宮博物館から特別な許可を得て、国宝などを借りて展示しているそうで、これも中国本土と長崎以外では見られないお宝だそうです。私たちの訪ねたときには青磁や白磁の素晴らしい作品が多く展示されていました。建造物といい、中国の芸術作品あっぱれ!です。チャイナタウンで食三昧もいいですが、時間が許せば、ちょっとだけ足を伸ばして本物の芸術に触れるのもお勧めです。
 
 昼食に選んだのは、孔子廟から大浦天主堂に向かう途中にある「四海楼」という長崎ちゃんぽんと皿うどんの老舗です。驚くほど大きな中国風のビルに入っているレストランからは長崎の港が見下ろせます。夜もきれいでしょうね。私はちゃんぽん、ステは皿うどん。ちゃんぽんは具沢山で、スープは海鮮の風味が豊かでとてもおいしい!地元のちゃんぽん専門店で食べた麺のように茹で過ぎではなく、ちゃんと腰がありました。皿うどんも具沢山で大盛り。少し甘めのたれで、これもとってもおいしかった。
 さて、大浦天主堂へ。
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 教会なのですが、入場料が要るんです。ちょっとビックリしましたが、今は祈りの場所の教会と言うより、教会の形をした博物館ということなんでしょうね。しかも、中は撮影禁止だったので、外からの写真です。
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 フランス人神父による設計だそうで、日本最古の木造ゴシック様式の教会なのですが、ヨーロッパのゴシック教会に比べ外観も内装もとても簡素な印象を受けました。木造だからということもあるでしょうが、富裕層からの寄付などできらびやかに飾られたヨーロッパの教会とは違い、長崎の信者の大半がごく普通の人たち(むしろ、食べるのもやっとの人たち)で祈りの場所という教会の本来の趣旨を保つだけで精一杯だったのかも知れません。
 教会に隣接する修道士たちの学校(今は資料館)では、隠れキリシタンを発見するために使われた踏み絵やキリシタン迫害を逃れて信仰するために仏様に似せて作ったマリア像を見て、当時の長崎の苦難を想像しました。日本に暮らしていると一見平和に思える今日に至っても、いまだ世界では信仰の違いから争いが絶えなく、宗教は一体何のためにあるのか、ニュースを見てはやるせない思いにかられるこの頃ですが。。。

 建物を出て、道なりに進んでいくとグラバー園へ続くエスカレーターがあります。上り坂が苦手な方にはありがたい設備です。これに乗れば、ほとんど歩かずにグラバー園の一番高い場所に着くことができ、あとは公園内を下りながら見学するだけです。私たちは港を一望できる旧三菱第二ドックハウス前に着きました。素晴らしい眺めです。
 「長崎」、「オペラ」と言えば、プッチーニの書いた「蝶々夫人」が思い出されます。(漢字に変換して一番最初に出てきたのが「町長夫人」。・・・確かに、こちらの方が日本語として普通ですが)ここグラバー園ではオペラ「蝶々夫人」にちなんだ国際コンクールも開催され、園内の建物ではタイトルロール(題名の役)によって世界で名を馳せた日本人オペラ歌手についての展示もあります。まだ10代の蝶々さんが、愛するピンカートンが「必ずまた戻ってくる」と言い残してアメリカへ帰ってしまった後も彼の言葉を信じてひたすら待ち続けながら、その思いを歌う「Un bel dì vedremo(ある晴れた日に)」のシーンとその後の悲劇が頭をよぎります。
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 園内のどの邸宅も大きな庭を伴い、季節が春なら、きっと満開の花に囲まれ、ますます素晴らしいことでしょう。時々、園内のベンチに座って休んだり、途中のオープン喫茶でお茶を飲むこともできます。真夏だったので、私はアイスコーヒー、ステはカキ氷でひと休みしました。こうして、夕方まで丘陵地のグラバー園を散歩し、いったんホテルへ戻り、再び夕食へ。
 ホテルにあった食のガイドブックで見たお寿司やお刺身のお店をたよりに長崎港へ向かうと、たくさんのレストランが港に沿って軒を連ねています。日本ではまだまだ珍しいオープンテラスでの夕食が可能です。私たちも外のテーブルで海を眺めながら、おいしいお刺身をたくさんいただきました(イタリアに住んでいるとお刺身は貴重ですから)。食後はこのレストラン街から続く大きな公園を散歩してからホテルへ戻り、二日目を終えました。
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Author:ソプラノ歌手 ゆう子
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