FC2ブログ

*All archives* |  *Admin*

2010/01
<<12 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  02>>
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
世界遺産「Cinque Terre(チンクエ テッレ)」へ日帰り散策
訪れた村:Monterosso al Mare(モンテロッソ アル マーレ)、Vernazza(ヴェルナッツァ)、Corniglia(コルニリ゛ア)、Manarola(マナローラ)、Riomaggiore(リオマッジョーレ)

北イタリアの地中海沿岸は、世界中のお金持ちの高級別荘地「Portofino(ポルトフィーノ)」を代表するように、特にフランスから続く海岸線が夏のヴァカンス地として有名です。
私たちはこの海岸線沿いでユネスコの世界遺産に登録された「Cinque Terre(チンクゥエ テッレ)」と呼ばれる地域を歩いて廻りました。「Cinque Terre」は日本語で「五つの土地」を意味します。この言葉通り、海岸線に点在する五つの小さな漁村をめぐるのが今回の目的です。「Cinque Terre」は散策道が国定公園になっていて入園料を払います(一人5ユーロでした)。
10月25日、ほの暗い朝霧の中を車で自宅を出発し、地中海沿岸の街Genova(ジェーノヴァ)方面へ向かうと太陽が出ています。この時期、毎日、曇り空の続く内陸に住む私たちには久しぶりの明るい日差しに心も晴れ晴れとしてきました。
朝8時50分、駐車場に到着。5terre1
多くの観光客がここに一日、車を置いて、徒歩または電車で、写真右端の岬まで移動します。
五つの村はそれぞれが海と山や丘で囲まれていて、車で移動するには古くから使われている狭く急な道しかないので、かなりの時間がかかるのです。この世界遺産を丸ごと楽しむには電車か徒歩のいずれかの手段を使うのが最適です。各村の中心を通る電車は20分に1本程度は停まるので便利ですが、歩ける私たちは最後の村まで徒歩で行き、帰りに電車を利用することにしました。

駐車場から10分で最初の村「Monterosso al Mare(モンテロッソ アル マーレ)」に到着。5terre2
ここは旧市街地を見学せずに先へ進むこととしました。
ここから次の村まで続く約2時間半の道のりは、急で狭い上り坂と私の脛以上の高さの階段が延々と続き、時折、柵のない崖っぷちを歩いたりと、この日の全行程の一番の難所でした。きらきらの太陽に、真冬並みの服装だった私たちはこの上りで汗びっしょり。
5terre3 5terre4 5terre6saboten 5terre7neko
地中海。急な階段。しもやけの足みたいなさぼてん。仲良くマットを分け合う猫。(写真クリックで拡大)

11時30分。二つ目の村「Vernazza(ヴェルナッツァ)」に到着。ステーファノが、ずっと楽しみにしていたこの辺りの名物Focaccia(フォカッチャ)を食べる間の15分だけ休憩し、先へ進みます。前よりは楽になったものの、上り坂はまだまだ続きます。下を向いて歩いていたら、地面いっぱいに落ちているオリーブに気付き(日本ならどんぐりですが)、辺りを見渡すと、一面のオリーブ畑の間を歩いていました。さらに進むと、かなりの部分が山火事で燃えてしまっているところがありました。でも、焼けて煤となった幹から新しい芽が元気に出ていました。力強さを見習いたいものです。

13時ごろ、三つ目の村「Corniglia(コルニリ゛ア)」に到着。空腹でレストランなどを探して村中を歩いたものの、たくさん食べると歩けなくなるので、結局、軽食を温めてくれるお店に。外のテーブルでは私たちのように村々を歩いて観光するイタリア人や外国人がいっぱい食事をしていました。景色は良かったけれど、このお店での食事は失敗。作り置きのお店なのに、普通の値段より高めの設定な上、食器類は全部プラスティック。特に私の「Lasagnia al pesto(ラザーニャ アル ペースト=バズィリコのペーストにベシャメッラ)」は3分以上温めてくれたけど、真ん中が冷たかった。観光地だからしょうがないか・・・気を取り直して、四つ目の村へ。

15時、「Manarola(マナローラ)」着。5terre8 
家の前に船。普通は車だけど・・・。
5terre9barche
通りすがりに魚料理の得意な素敵なトラットリーア(食事をするところ)があり、外から覗くと3時にもかかわらず満席です。食事している人たちのお皿を見たら、「ぜひ、ここで食べたい!」と一目ぼれ。でも、3時では夕食には早過ぎました。しょぼんとして、最後の村へ向かいます。「Manarola」から最後の村「Riomaggiore(リオマッジョーレ)」までは「Via dell’amore(愛の道)」として知られており、世界中から恋人たちが解けない愛を祈って南京錠を繋ぎにやってきます。他の散策道とは違い、比較的平坦で舗装された道が続くため、たくさんの人が歩いていました。そろそろ太陽も傾き始め、素敵な海沿いの景色を楽しみながら「Riomaggiore」に到着。16時でした。飲み物を買って、二人でベンチに腰掛け、達成感に浸りながら海を見る。でも、まだ歩けるし、さっきのトラットリーアが気になるし・・・。今、駐車場に電車で帰るのはもったいないね、と結局、来た道を引き返し、向かったのは4番目の村「Manarola」のトラットリーア「Al Porticciolo(アル ポルティッチョーロ)」。
17時。私たちが夕食の最初の客でした。深い青色のクロスに重厚なナイフとフォーク、各テーブルにはキャンドルと小さなグラスには生花が飾ってあります。やっぱり素敵。きっと料理も!
このお店、道を挟んで魚屋さんを併設し、毎朝、店の前に駐車(駐舟?)してあるボートで漁に出掛けるそうで、注文した魚料理は全て安くて新鮮なものでした。やっぱりね。魚屋さん直営だから提供できる鮮度と値段です。お昼に外れたので、これで挽回、大満足の夕食でした。

その後は電車で駐車場まで戻り、車で自宅へ。電車だと数分の距離なのに、歩くと一日かかるのです。昔の人はすごかった。私たちは結局、休憩1時間を差し引いて、正味7時間山道を歩いたことになります。この体力が歌に、サックスに生きるはず。二人とも頑張った!
スポンサーサイト
プロフィール

ソプラノ歌手 ゆう子

Author:ソプラノ歌手 ゆう子
音楽活動やイタリアでの暮らし、各地への旅の思い出を綴ります。が、更新は時々ですので、みなさんも時々訪れてみてください。

ブログ初心者で「知らないうちにページが出来上がった」ようなスタートですので、不具合も多めに見てください。
尚、コメントは管理者の承認制を使用しているため、すぐには記載されません。ごめんなさい。

お知らせ:
・拍手後に公開でコメントを書いてくれた方へのお礼コメントは書いた記事に再度拍手していただくとご覧になれます。(非公開の方にはシステム上、こちらから返事が書けませんのでご了承ください)

リンク
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。