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2018/12
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珍しいものがいっぱい!夏の九州旅行(熊本編 2)最終回
5日目のコース:「熊本城」「水前寺成趣園」

今日は九州旅行最終日。21時頃に豊橋に着ける新幹線に乗ると仮定し逆算して、熊本発福岡行きの特急は15時過ぎ頃としました。約6時間・・・、国内でも結構、移動に時間がかかります(シンガポールへの飛行時間が確かこのくらいだった)。そういうわけで、午前中の熊本城見学に重点を絞り、水前寺成趣園へは時間が許せば行くという予定でしたが、母の友人ご夫婦の迅速な車での案内のおかげで幸運にも「二頭追う者が二頭を得る」という反諺的結果となりました。その上、昼食には全国的に有名な「黒亭」というラーメン屋さんにまで連れて行ってくれました(逆方向なのに)。外で並んで、中でも待って食べましたよ。こがしにんにくがおいしいですね。
 私たちの「城好き」は昔のブログを読んでくれていた人にはもうご承知のことですが、「熊本城」来訪はかねてからの念願でした。二の丸駐車場からお城に向かって歩きながら、さっそく充電済みのビデオを撮り始める。
10秒後、HDのスペースがなくなりましたの表示。えぇぇぇ!「まだ熊本城が撮れてないよ!」意気消沈の私。ステーファノには「電車の中とか、ホテルとか、グラバー園でエスカレーターの映像とか、どうでもいいものいっぱい撮ってたからね~。ああいうの消しちゃえば?」と笑われ、でも操作ミスで全部消えたら、もっとショックだと思い、考えた挙句、ビデオ撮影はあきらめました。ビデオって、充電以外に容量のことも考えなくちゃいけないんです。苦い勉強になりました。
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「熊本城(銀杏城)」は黒塗りのお城で、加藤清正が1600年頃から築城に着手しましたが、当時の主要な建物は残念ながら西南戦争の頃に焼けてしまったそうです。たくさんの見どころの内、今回は本丸御殿と大小天守閣、宇土櫓(うとやぐら)、武者返しと呼ばれる傾斜の急な石垣を見学しました。最近、一部の復元整備を終えたばかりの本丸御殿では巨大な小屋組建築の見られる「大御台所」(復元されたばかりのため、煤などが付いていなくて少し雰囲気に欠けるのは仕方ないです)、対面所として使われた「大広間」(時代劇のワンシーンが蘇る奥行き)、壁や天井にまで金箔の施された障壁画のある「昭君之間」と「若松之間」を見学。それはそれは豪華絢爛ですよ。
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一方、大小天守閣は外観のみが復元され、内部には加藤家、細川家の資料が展示されています。
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高台に築かれた天守閣からは熊本の街並みが一望できます。天守閣内部は結構広くて、案内板を見落としてしまったのか、大天守閣から小天守閣へ行く通路が分からず、間違えて一度外へ出てしまったので、再度、入場(と言うことは、また登る)。小天守閣の階段は、結構、狭くて急でした(犬山城くらい)。しかも、「小天守閣」と言っても階層が地上4階地下1階、「大」は地上6階地下1階で、全て階段を使ったため、熊本の暑さも加わって、この時だけは少し疲れを感じました。

最後に、当時から残る唯一の多層櫓「宇土櫓」へ。古さが伝わってきます。
なんと、こちらも天守閣に負けない高さの地上5階地下1階。
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傾いた床の長い通路を進み、櫓を登っていきます。4階まで来たところで、「疲れた・・・。」私は風通しの良い窓の近に座り込み降参。結局、ステーファノ一人で最上階へ行きました。
「黒亭」での昼食の後は急いで「水前寺成趣園」へ。
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熊本在住の友人ご夫婦に言わせると、「ま、そうたいして見るものもないけど。」ということでしたが、そんなことはないです。なかなか興味深いですよ。
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水前寺成趣園は東海道五十三次を模したと言われる桃山様式の回遊式公園で、1636年に当時の細川家が御茶屋を設けたのが始まりだそうです。二、三十分で回れる位の敷地なので、そう広くもないのですが、平坦ではなく、大きな池に富士山や橋、点在する神社や起伏に富んだ道が続くため飽きません。能楽堂もありましたが、訪れたのが夏だったので、数日前に別の場所で薪能が行われたようです。こんなところで、いつかゆっくりとお能を観てみたいものです。
こうして、駆け足でしたが大満足の熊本観光と、5日間の九州旅行を感激の内に終えました。
Nさんご夫妻、ありがとうございました!
九州は広く、本州では見られない食べられない、たくさんの驚きが待っています(今回は行けなかった温泉も)。次の機会には鹿児島と台湾までの島々をのんびり訪れてみたいと思っています。・・・いつになることか。
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珍しいものがいっぱい!夏の九州旅行(熊本編1)
4日目のコース:「阿蘇山」

 福岡での反省を踏まえて、今回は電車の時刻をちゃんと調べましたよ。長崎を朝早めに出発し、鳥栖(とす)で熊本行きの特急に乗り換え。やっぱり移動に結構な時間がかかり、到着はお昼近くでした。
 私たちは日本で旅行する時、車で移動するには時間がかかり過ぎるところへは、必ずJRの運営する旅行会社(たいてい駅の構内にある)を利用します。なぜなら、パンフレットをよく見ると、電車代くらいの料金でともすると宿泊費も含まれてしまう、または追加で少し払うくらいの旅行代金になることが多いからです。しかも、旅程は個人旅行のように自由に組むことができるので訪れる場所や時間の融通が利き、時にはホテルで利用できる飲み物のサービスチケットやお土産の割引券までもらえ、数年前に広島へ行った時には夕食のお好み焼きまで無料でした。今回は北九州を走る特急(普通に乗ると結構高い上、繁盛期には座席の確保も難しいらしい)の一部の周遊券(指定席)が付いていたので、福岡・長崎間、長崎・鳥栖間は予め取ってあった席を利用し、ゆったり。ただ、鳥栖から熊本は今回の周遊券の範囲外だったので、乗車券と特急券を買うことになりました。夏休み中で、電車は満席。仕方なく、満員のデッキで立ち乗り。これは、暑くてちょっと辛かったですが。
 
 さて、熊本は母の友人の住む街ということで、お言葉に甘えて、宿泊以外は全てお世話になることにしました。ご夫婦で駅までお迎えに来てくれ、早速、私たちの訪ねたいところを聞いてくれました。「「熊本城」は必ず見たい!「水前寺公園」は可能ならば。」と伝えると、「せっかく熊本に来たんだから、時間があるなら、ぜひ阿蘇を見せたい。」と言って、そのまま阿蘇へ連れて行ってくれました。本当は阿蘇も見たかったのですが、熊本市内から車で1時間ほどかかるということで、遠慮して言えなかっただけなので、この申し出には本当にありがたかったです。
 残念ながら、この日は曇り空。ひょっとすると霧で噴火口を見られないかもと心配しながら、途中の道の駅で馬刺し、辛子レンコン、高菜めしなど、ご当地グルメをおなかいっぱいご馳走になりました。ロープウェーの駐車場へ行くのに、「草千里ヶ浜」を通りましたが、天候不良で草はあまり見えず、霧千里ヶ浜でした。
 ロープウェーに乗り、阿蘇五岳の一つ中岳の噴火口へ。上の方では幸運にも霧はなく辺りを見渡すことができました。目の前にはモクモクと噴煙が上がっています。コンクリート製の小屋がいたるところにあったので、休憩所かと思っていたら、万が一、噴火したら駆け込むための避難所だと教えてくれました。噴火することがあるの?ドキドキですね。火口の柵の近くへ行き、下を覗くと、乳白色がかったきれいな緑色の湖が見え、そこから煙が昇っていました。
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見るのはきれいですが、危険なガスのようです。
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柵に沿って歩いていくと、今度は大きな黄色の水溜りと湿地帯のようなところが見えました。
 ところで、阿蘇のカルデラは日本一だと思ったら、とんでもない!(ステーファノによると)世界一の大きさを誇るそうです(これほんと?)。アメリカのように広くはない土地の日本において、自然の造りだしたこんな世界一があるとは素晴らしいです。私たちはその世界一を見ることができた感動に浸りながら、さらに柵に沿って先へ進みました。そこには火山灰が果てしなく広がっています。
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通称「砂千里ヶ浜」です。ここまで来ると観光客もまばらでした。ツアーだと時間が限られているのかもしれませんが、みんな噴火口だけ見て帰っていってしまうんですね。これは非常に残念なことです。
用意されていた木の遊歩道の上を歩きながら、薄い霧の中を先へ進みます。こんな灰に埋もれた砂原にも植物が力強く芽吹いています。写真を撮りながら、随分、遠くまで歩いてきてしまいました。友人ご夫婦をロープウェー乗り場で待たせていたことと、小雨が降ってきたこともあり、そろそろ引き返すことにしました。
帰り道には大きな蜂蜜屋さんに立ち寄り、一瓶イタリアへ持ち帰るように買いました。今、ステーファノの朝ごはんのお供になっています。
一旦、ホテルへ戻り、夜はご夫婦お薦めの料亭「五郎八 離れ」へ。熊本の伝統郷土料理を基本に創作した大御馳走(一品一品が美しく、おいしい!)と熊本のお酒を少しいただき、至福の熊本一日目を終えました。
珍しいものがいっぱい!夏の九州旅行(長崎編 2)
3日目のコース:「出島」、「崇(そう)福寺」、「興福寺」、「諏訪神社」、「日本二十六聖人殉教地」「原爆資料館」、「平和公園」

歩くのが大好きな私たちですが、この日は一日で見たいところがたくさんあったので、できる限り市電を利用して、移動時間を節約できるところは節約することにしました。ということで、ホテルで販売していた市電の一日乗車券を500円で購入。長崎の市電は一回乗車で100円なので、5回乗ることで元が取れる仕組みです。
が、ホテルからたった二駅の「出島」へは、次の電車を待っているより早く着くということで、結局、徒歩で向かいました。
     091102dejima ちょっとボケているので、小さめにしました。川の右手が「出島」です。
昔、教科書で習った「出島」ですが、私はこの旅行を決めるまで現存するとは思っていませんでした。当時は扇形をしていた土地ですが、今では近代化されたビルや道路に囲まれています(前日には目の前を通り過ぎたにもかかわらず、それが「出島」とは全く考えもしませんでした)。出島について、数年前に発行されたイタリアのガイドブックには歴史的背景の説明はありましたが、「特に見るものはない」と書いてあるだけでした。それでも、素敵な塀を見て「ひょっとしたら」という期待を抱いたのと、せっかくだから本物の出島を見てみたいと思い、入園料(500円)を払って入ってみると、実は最近になって大きな修復工事を終えたようで、なかなか面白い場所でした。
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↑オランダ商館長の屋敷内。眼鏡や時計など、当時には珍しい舶来品が陳列されています。
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出島に関わる人の当時の暮らしを再現した映像やオランダ人商館長(当時は貿易のほかに領事のような役割もあり、歴代の商館長は妻子をオランダに残して数年赴任していました)の見事なお屋敷内など、たくさんの建物の中を見学できます。畳の上に、西洋の家具が配置されており、出島に住むオランダ人は日本人のように靴を脱いで暮らしていたのでしょうか、と素朴な疑問も湧きます。

さて、出島を見るのに予想外の時間がかかったので、午後は早足で廻ります。市電に乗って、次の目的地方面へ移動。昼食に選んだのは日本のガイドブックに載っていた長崎名物「トルコライス」の老舗。だいたい、「トルコライス」という名前が気になります。知ってます?「トルコ=国」と思ったら、これが違うんです。一枚のお皿にとんかつとピラフとスパゲッティが乗っているという、あれこれ食べたい人のための一品です。この上に、オリジナルのソースやカレーなどがかけられます。やはり名前の「トルコ」は国とは全く関係がないようです。
味?。。。「取り立てて素晴らしくおいしい」というものではなかったですが、それこそ、いろいろ食べたいと思う人には満たしてくれる一皿です。しかも、いろんな異国情緒が混じった長崎ならではということで、長崎名物といえば名物でしょう。ただ、本州で言う、いわゆる昔の喫茶店のランチの味です。特にパスタの茹で過ぎは致命的失敗だというイタリア人にはお勧めできない一皿でした。

さて、ここからは徒歩で「崇(そう)福寺」へ。
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ひと際目立つ赤い土壁のどっしりとした門が迎えてくれます。
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細工もかなり凝っていて立派です。
いただいたパンフレットによると1629年創建で、長崎に住んでいた中国の人たちが故郷から僧を迎えて造ったそうで、明の末期から清の初期(17世紀)の南支建築様式をそのまま輸入したもので、日本には他に例がないという大変貴重なお寺です。

続いて、徒歩で「興福寺」へ。
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このお寺(禅宗の唐寺)も1620年ごろに中国人の商人たちによって建てられました。前述のお寺と同様、長崎では他にも多くの寺院がこの頃に建てられていますが、当時はキリスト教禁令が厳しく、仏教徒であることを示すためだといわれているそうです。こちらではお寺の敷地全体を使って現代アートの個展を行っていたため、著作権上、限られた写真しか撮れなかったことが旅行者としてはほんの少し残念でしたが、作家さんには芸術を思い切り表現できる貴重な空間なのですから、こういう機会を応援してあげるしかありませんね。私たち音楽家と同じ境遇です。

さて、暑い中、なんだかんだと言いながら、結構、歩きました。数分だけ冷房の効いた市電に乗って「諏訪神社」に到着。どーん!目の前に広がる果てしない階段!・・・ゆっくり上ります。とにかく暑い、夏の長崎。。。参拝と言っても拝殿で手を合わせただけで、休みもせず、すぐに来た道を戻りました。つまり、階段を下り、再び市電に乗り、ちょっと離れた「日本二十六聖人殉教地」へ。広場にキリシタン禁教令で処刑された人たちの記念碑が建ち、記念館が併設されています。今回は時間がなかったので、残念ながら、記念館は見学せずに、「長崎原爆資料館」へ市電で急ぎます。数年前に広島の原爆資料館も見学しましたが、長崎にも同じような展示が数多くあり、原爆の落とされた背景や被爆した人々の証言映像、原爆製造に関わった科学者たちの経緯と心境、原爆投下直前直後の街の様子などを詳細に知ることができます。館内では、ガイドさんの説明に熱心に耳を傾ける中国人や韓国人の団体がいました。何度も思うことですが、こういう風に戦争の悲劇に関心を持つ人たちが個人レベルでは世界中にいるのに、国家レベルとなると、どうして未だに争わなければならないのか不思議です。平和は家庭から!みんなが穏やかに暮らせるといいですね。こんな気持ちで最後に「平和公園」を訪れると、園内では年に一度の記念式典の準備が進められていました。夕方でしたが、まだまだ暑い夏の長崎です。
見たいところはほぼ見たので、いつもの通り、一旦ホテルへ帰り、少し休んで夕食へ出直します。
この日の夜は前日と同じく、港を眺めながら外で食べました。
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          この夜景どうですか!実際はもっときれいでしたよ。
本当は焼肉屋さんでバーベキューが良かったのですが、満席。仕方なく、隣のダイニングバーへ流れる。でも正解。どれもみんなおいしかった!
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特にこの長崎産渡り蟹のスパゲッティがおいしかった!
相変わらず、私たちには少量だったのが玉に傷ですけどね。食後は、別のお店でテイクアウトしたタピオカ入りココナッツミルクを飲みながら、公園をのんびり散歩して帰りました。
(市電の元は取れたのか?→結局同じ料金でした)
盛りだくさんの長崎二日目、これで終わり。
珍しいものがいっぱい!夏の九州旅行(長崎編)
2日目のコース:「孔子廟・中国歴代博物館」、「大浦天主堂」、「グラバー園」

 不覚にも電車時間を調べずに駅へ向かったので、1時間に1本しかない長崎行きの特急「かもめ」が出たばかりという不運な状況。駅員さんに他のルートで長崎へ行く方法を尋ねたものの、結果的に同じ時間に到着しますよと言われ、仕方なく30分くらいホームの待合室で次発を待つことに。そんな風なので、長崎に到着したのは正午。福岡からは意外と距離があるのです。約二時間かかりました。
電車は清潔、快適。イタリアの電車に比べたら、日本の電車はみんなファーストクラスです。到着間際には思わず弟夫婦が貸してくれたビデオカメラで「世界の車窓から」風に電車の中と自分たちを撮影しました。ビデオ撮影は生まれて初めてだったので、バッテリーのことなど気にもせず・・・。
 ホテルに荷物を置いて、さっそく出掛けます。長崎名物の市電に乗り「孔子廟」へ。儒教の始祖「孔子」(←学校で勉強しました)の遺品を祀ったのが長崎の「孔子廟」の始まりで、日本で言うお寺や神社のような神聖な場所です。長崎の「孔子廟」のすごいのは、中国本土以外で華僑の人たち自身によって建てられた世界唯一の廟だからだそうです。
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鮮やかなオレンジ色の屋根に見事な龍の細工が施され、圧巻の入り口です。
 真っ白な広場の向こうには本堂のような建築物があり、孔子の像が祀られ、その周囲には孔子や儒教にまつわるものが展示されていました。さらに進むと、中国歴史博物館に入ります。北京の故宮博物館から特別な許可を得て、国宝などを借りて展示しているそうで、これも中国本土と長崎以外では見られないお宝だそうです。私たちの訪ねたときには青磁や白磁の素晴らしい作品が多く展示されていました。建造物といい、中国の芸術作品あっぱれ!です。チャイナタウンで食三昧もいいですが、時間が許せば、ちょっとだけ足を伸ばして本物の芸術に触れるのもお勧めです。
 
 昼食に選んだのは、孔子廟から大浦天主堂に向かう途中にある「四海楼」という長崎ちゃんぽんと皿うどんの老舗です。驚くほど大きな中国風のビルに入っているレストランからは長崎の港が見下ろせます。夜もきれいでしょうね。私はちゃんぽん、ステは皿うどん。ちゃんぽんは具沢山で、スープは海鮮の風味が豊かでとてもおいしい!地元のちゃんぽん専門店で食べた麺のように茹で過ぎではなく、ちゃんと腰がありました。皿うどんも具沢山で大盛り。少し甘めのたれで、これもとってもおいしかった。
 さて、大浦天主堂へ。
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 教会なのですが、入場料が要るんです。ちょっとビックリしましたが、今は祈りの場所の教会と言うより、教会の形をした博物館ということなんでしょうね。しかも、中は撮影禁止だったので、外からの写真です。
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 フランス人神父による設計だそうで、日本最古の木造ゴシック様式の教会なのですが、ヨーロッパのゴシック教会に比べ外観も内装もとても簡素な印象を受けました。木造だからということもあるでしょうが、富裕層からの寄付などできらびやかに飾られたヨーロッパの教会とは違い、長崎の信者の大半がごく普通の人たち(むしろ、食べるのもやっとの人たち)で祈りの場所という教会の本来の趣旨を保つだけで精一杯だったのかも知れません。
 教会に隣接する修道士たちの学校(今は資料館)では、隠れキリシタンを発見するために使われた踏み絵やキリシタン迫害を逃れて信仰するために仏様に似せて作ったマリア像を見て、当時の長崎の苦難を想像しました。日本に暮らしていると一見平和に思える今日に至っても、いまだ世界では信仰の違いから争いが絶えなく、宗教は一体何のためにあるのか、ニュースを見てはやるせない思いにかられるこの頃ですが。。。

 建物を出て、道なりに進んでいくとグラバー園へ続くエスカレーターがあります。上り坂が苦手な方にはありがたい設備です。これに乗れば、ほとんど歩かずにグラバー園の一番高い場所に着くことができ、あとは公園内を下りながら見学するだけです。私たちは港を一望できる旧三菱第二ドックハウス前に着きました。素晴らしい眺めです。
 「長崎」、「オペラ」と言えば、プッチーニの書いた「蝶々夫人」が思い出されます。(漢字に変換して一番最初に出てきたのが「町長夫人」。・・・確かに、こちらの方が日本語として普通ですが)ここグラバー園ではオペラ「蝶々夫人」にちなんだ国際コンクールも開催され、園内の建物ではタイトルロール(題名の役)によって世界で名を馳せた日本人オペラ歌手についての展示もあります。まだ10代の蝶々さんが、愛するピンカートンが「必ずまた戻ってくる」と言い残してアメリカへ帰ってしまった後も彼の言葉を信じてひたすら待ち続けながら、その思いを歌う「Un bel dì vedremo(ある晴れた日に)」のシーンとその後の悲劇が頭をよぎります。
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 園内のどの邸宅も大きな庭を伴い、季節が春なら、きっと満開の花に囲まれ、ますます素晴らしいことでしょう。時々、園内のベンチに座って休んだり、途中のオープン喫茶でお茶を飲むこともできます。真夏だったので、私はアイスコーヒー、ステはカキ氷でひと休みしました。こうして、夕方まで丘陵地のグラバー園を散歩し、いったんホテルへ戻り、再び夕食へ。
 ホテルにあった食のガイドブックで見たお寿司やお刺身のお店をたよりに長崎港へ向かうと、たくさんのレストランが港に沿って軒を連ねています。日本ではまだまだ珍しいオープンテラスでの夕食が可能です。私たちも外のテーブルで海を眺めながら、おいしいお刺身をたくさんいただきました(イタリアに住んでいるとお刺身は貴重ですから)。食後はこのレストラン街から続く大きな公園を散歩してからホテルへ戻り、二日目を終えました。
珍しいものがいっぱい!夏の九州旅行(博多編)
1日目のコース:全て徒歩です。
「楽水園」「住吉神社」「櫛田神社」「博多町家ふるさと館」「聖福(しょうふく)寺」「キャナルシティ」「中州の屋台」

 博多で新幹線を降り、福岡市内に宿泊。朝6時30分に豊橋駅を出発して、名古屋でのぞみに乗り換え、11時頃ホテルにチェックイン。のぞみは、相変わらず、私にとっては早すぎる乗り物で、揺れが気になります。
 さっそく、最初の目的地、土俵のある住吉神社を目掛けて歩いて行くと、途中に、素敵な博多塀に囲まれた料亭のような入り口を発見。近づいてみると門構えには「楽水園」の看板と「お抹茶はいかがですか。」の文字。料亭ではなく、お茶室でした。塀の内側には日本庭園があり、入園料(たったの)100円を払って、中に入ってみることにしました。
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見学ルートは回遊式庭園を散策した後、お茶室の建物へと続きます。全3室からなるこの建物は過去に旅館としても使用されていたそうです。昼食前だったこともあり、お抹茶はいただかず、お茶室の見学のみにし、「楽水園」を後にしました。旅程にはなく立ち寄ったのですが、マンションのような高い建物に囲まれた都会の一角に、こんなに心和む素敵な場所があるとは驚きです。
 
 さて、住吉神社に着いて、真っ先に目に付いたのが人の形をした等身大の白い紙。自分の不幸を息を吹きかけながら人型に移して、その後、焼いてもらうもののようです。人形に息を吹きかけるというのが、なんとも効き目のありそうな気がします(私の顎関節症もこれで治したいところです)。
 お昼ごはんは福岡キャナルシティの中にあるラーメンスタジアムで本場のとんこつラーメンを食べました。他にもおいしそうなラーメン屋さんがたくさんありましたが、「だるま」というお店の前に行列ができていたので、私たちも並んでみることにしました。5分くらい待ったでしょうか。。。おいしいとは思ったのですが、意外と豚の骨臭くて癖の強い味で、紅しょうがを入れました。後で、かなりの有名店だと知ったのですが、癖の強いスープに対して麺は細いし、つるつるしてない!おまけに大盛りが好きな私たちにはちょっと量も少ない。という訳で、「おいしかったけど、地元でよく行くラーメン屋さんの方が好き」という結果でした。有名店だから、これがきっと本当のとんこつラーメンなんでしょうけど、一軒を試して「これが本当の味」と思うのは「一人のイタリア人を見て、これがイタリアだ」と思うのと同じような気がするので、機会があったら、いくつかの違うお店でとんこつラーメンを見ようと思ってます。いつか好きな味に出会えることを楽しみにしながら。
 キャナルシティを後にして、櫛田神社へ向かう途中に屋台の駐車場がありました。折りたたむとこんなに小さな台車になるんですね。
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整然と並べてあって面白いです。

 櫛田神社には巨大な博多祇園山笠が展示してあります。かなりの重量がありそうで、近くで見るとその精巧な細工に圧倒されます。
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後で訪れた「博多町家ふるさと館」で、お祭りに関わる博多の人たちの意気込みや各世代を巻き込んで伝統を引き継いでいく男女の役割とその姿を分かりやすい映像(←これ、素晴らしいです)で鑑賞して、山笠についての感激も頂点に至りました。(本文を参考に旅をする方は、先に「ふるさと館」を訪れ「櫛田神社」の山笠を見るか、櫛田神社境内の歴史館を訪れた方がよく分かると思います)
 3時頃、ふるさと館を出ると、目の前を3人の男性が屋台を押して通り過ぎました。夜の準備のためでしょうか。福岡ではきっと当たり前の光景ですね。
 
 次に訪ねたのは日本最初の禅寺「聖福寺」です。
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さすが!世界でも有名な「禅」のお寺ということで、外国人の観光客がたくさんいました。でもこの時、日本人観光客は私だけ。これまでも外国の人たちの方が私よりも日本の歴史について詳しかったりして、時々、「へぇ。」と思うこともありました。日本人のみなさんもぜひ訪れてみましょう!

 このあとは少し疲れたので、一度、ホテルに戻って休み、夕食に出直すこととしました。晩ご飯は「屋台で!」と決めてあり、歩いていく途中にキャナルシティがあったのでちょっと寄って靴を買い、履いてきた靴をお店の人に捨ててもらう。新品を履いてさっそく屋台へ。
川沿いにたくさんの屋台が並び、お兄さんたちが客引きをしている。
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ステーファノを見て、「ジャパニーズバーベーキュー!」とか「チキンアンドポークOK?」などの片言のカタカナ英語で話しかけてくる中で、私を外国人だと思った人もいました。確かに、美白とは縁遠いところに住んでいるので、日本人の女性の白さに比べたら、外国人に見えるかもねと二人で納得。
 結局、全部の屋台を見た後、一軒目はおでんが売りのお店に、二軒目は「ジャパニーズバーベキュー!」と言っていたお兄さんの屋台に決めました。そう、屋台のはしごです。一軒目では大きなおでんの盛り合わせとからしたっぷりのおいしい角煮を食べ、二軒目ではめんたいこや鯖の塩焼き(←これ、絶品でした)他、を食べました。どちらのお店も窮屈過ぎて面白かったです。二軒目では隣の男性3人とも話しました。某大学の先生だったようです。見ず知らず同士でも、あの狭さが会話を誘うのですね。屋台での食事は予想通りの九州らしい面白い経験でした。ただ、料金は普通のお店より高めの設定だと感じました。これで長い一日目おしまい。
プロフィール

ソプラノ歌手 ゆう子

Author:ソプラノ歌手 ゆう子
音楽活動やイタリアでの暮らし、各地への旅の思い出を綴ります。が、更新は時々ですので、みなさんも時々訪れてみてください。

ブログ初心者で「知らないうちにページが出来上がった」ようなスタートですので、不具合も多めに見てください。
尚、コメントは管理者の承認制を使用しているため、すぐには記載されません。ごめんなさい。

お知らせ:
・拍手後に公開でコメントを書いてくれた方へのお礼コメントは書いた記事に再度拍手していただくとご覧になれます。(非公開の方にはシステム上、こちらから返事が書けませんのでご了承ください)

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